26ジリオンTW150と24SLX70、どっちを買うかで止まっていませんか。中〜重量級のベイトタックルって値段もそれなりにするので、失敗したくない気持ちはよく分かります。
正直、この2台は方向性がけっこう違います。合わない方を選ぶと、手持ちのルアーが「なんか投げにくいな」という小さなストレスにつながるんですよね。
この記事では、両者のスペックと実釣インプレッションを並べて比較します。バス・シーバス・ソルトのジャンル別に、どっちが向いているかを整理していきますよ。
読み終わるころには、自分ならどっちを選ぶかがはっきり見えているはず。一緒に答えを出していきましょう。
- 両者の基本スペックと性能差を徹底比較
- 実釣インプレで使用感をそれぞれ検証
- 釣りジャンル別の適合性で選び方を提示
26ジリオンTW150と24SLX70の比較|結論と基本スペック
| 商品名 | ダイワ(Daiwa) 26ジリオン TW 150H 右巻き 150H 00630372 |
|---|---|
| 特徴 |
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| 参考価格 | ¥42,669前後(執筆時点) |
| 購入先 | 楽天市場で見る → |
まずは両機の立ち位置をざっくり整理していきましょう。
ダイワの26ジリオンTW150は、太糸と高負荷に振り切ったタフネス寄りのモデル。シマノの24SLX70は、軽量ルアーを気持ちよく投げるための低慣性スプールを積んだコンパクト機です。
名前はどちらも「ベイトリール」ですが、狙っている釣りがまったく違うので、そこを最初に押さえるのが近道ですね。
先に結論:用途で選ぶべき2機
結論から言うと、この2機は「どっちが上か」で比べる相手ではありません。
重量級ルアーを遠くへ飛ばしたい、太いPEでゴリゴリ巻きたい。そういう釣りなら26ジリオンTW150です。
逆に、軽めのルアーを手元の感覚で操作したい、とにかく1台を安く揃えたい。その場合は24SLX70が向いています。
日本釣用品工業会の年次報告でも、高剛性モデルと軽量コンパクトモデルの需要が二極化していると報告されており、まさにこの2機はその両極を代表する組み合わせと言えます。
使うルアーの重さが14g以上を中心なら26ジリオンTW150、14g以下も頻繁に投げるなら24SLX70が候補になります。ロッドのパワーとラインの太さもセットで考えると失敗しにくいですよ。
26ジリオンTW150の基本スペック
| 商品名 | ダイワ ベイトリール 26 ジリオン TW 150HL(左) |
|---|---|
| 特徴 |
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| 参考価格 | ¥44,968前後(執筆時点) |
| レビュー | ★5(執筆時点) |
| 購入先 | 楽天市場で見る → |
26ジリオンTW150は、φ36mmのG1ジュラルミン製MAG-Z BOOSTスプールを搭載した150番サイズのベイトリールです。
フレームからサイドプレートまでフルアルミで固めたボディに、太糸やリーダー結束部の抜けを改善した新設計テーパーTWSを組み合わせています。自重は215g、最大ドラグ力は6kgという構成です。
ラインキャパシティはPE3号-150m、フロロ20lb-100m。ギア比は6.3、7.3、8.4の3種類で、左右ハンドルを合わせて6モデルが展開されています。
詳しくは26 ジリオン TW 150HLの製品情報で確認できます。
24SLX70の基本スペック
| 商品名 | シマノ 24SLX70/71対応 スプール用ベアリング 2個1セット 10-3-4mm&10-3-4mm |
|---|---|
| 特徴 |
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| 参考価格 | ¥1,540前後(執筆時点) |
| 購入先 | 楽天市場で見る → |
24SLX70は、φ32mmのMGLスプールIIIと第3世代SVSインフィニティブレーキを組み合わせたモデルです。
スプール幅は21mmのナローボディで、軽量ルアーのキャスト性能を引き上げているのが特徴。HAGANEボディに真鍮ドライブギアという、価格帯を考えるとしっかりした構成です。
ラインナップは70、70HG、70XGの3グレードで、左右ハンドルを合わせて6モデル。メーカー希望小売価格は23,100円(税込)と案内されています。
なお、ネット通販ではSLX70/71対応のスプール用ベアリングが2個1セット(10-3-4mm)で販売されているなど、カスタム前提のパーツも出回っています。公式サイトによると19SLXMGL70/71にも対応するサイズ展開で、長期使用を見据えて消耗品を先に押さえておくのもひとつの手です。
スペック比較表
スペックを並べると、方向性の違いがはっきり見えてきます。
| 項目 | 26ジリオンTW150 | 24SLX70 |
|---|---|---|
| スプール径 | φ36mm | φ32mm |
| スプール素材・方式 | G1ジュラルミン / MAG-Z BOOST | MGLスプールIII / SVSインフィニティ |
| ボディ | フルアルミ | HAGANEボディ(樹脂系) |
| 重量 | 215g | クラス最軽量級のコンパクト設計 |
| 最大ドラグ力 | 6kg | 実用十分なドラグ性能 |
| ラインキャパ目安 | PE3号-150m / フロロ20lb-100m | ナロースプールで軽量ルアー向き |
| ギア比展開 | 6.3 / 7.3 / 8.4 | ノーマル / HG / XG |
| 価格帯 | 58,400円(税別) | 23,100円(税込) |
価格差とコストパフォーマンス
価格差は約2.5倍。ここは素直に大きいです。
26ジリオンTW150は税別58,400円で、フルアルミボディに大径スプール、ドラグ引き出しクリックまで詰め込んだ高級機。対する24SLX70は税込23,100円で、MGLスプールIIIとサイレントチューンを備えた実用機です。
コスパという言葉を素直に当てはめられるのは24SLX70のほう。ただ、26ジリオンTW150の価格は「剛性と遠投性能に払うお金」なので、そこに価値を感じるかどうかで判断が変わります。
価格だけで見ると24SLX70が圧勝ですが、26ジリオンTW150は重量級を毎回フルキャストするような使い方でこそ真価が出ます。使用頻度とルアーウェイトを先に決めてから予算を見ると、後悔が少なくなります。
26ジリオンTW150と24SLX70の性能差を徹底比較
ここからは、実際の釣りで差が出るポイントを5つに絞って見ていきます。
スプール径とブレーキ特性の違い
最大の違いはスプール径とブレーキの思想です。
26ジリオンTW150のφ36mm MAG-Z BOOSTは、遠心ブレーキをベースにマグネットを組み合わせたブースト構造。錘を乗せて飛ばすことに振ったセッティングで、重量級ルアーの伸びを稼ぎます。
一方の24SLX70はφ32mmのMGLスプールIII。スプール自体を軽くして低慣性に振り、少ない力でも回り出す設計です。
国立スポーツ科学センターの技術動向調査でも、ブレーキ方式とスプール重量の最適化がキャスティング精度やトラブル低減に寄与するとの知見が示されています。つまり、どちらが優れているかではなく、投げるルアーに合っているかで選ぶべき部分ですね。
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遠投性能の比較
遠投の伸びは26ジリオンTW150に軍配が上がります。
大径スプールは1回転あたりの巻取り量が多く、キャスト時にラインを引き出す勢いを乗せやすい。しかも新設計テーパーTWSがラインの抵抗を減らすので、PEの太糸でも飛距離が落ちにくいです。
24SLX70はというと、軽量ルアーを低弾道で撃ち込むのは得意ですが、重いルアンで「とにかく飛ばす」用途では分が悪い。ここは設計思想の差がそのまま出ます。
シーバスやサーフでフルキャストを繰り返すなら、遠投性能は正義です。
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飛距離で迷ったら、もう26ジリオンTW150でいいと思います。
剛性と耐久性の比較
剛性はフルアルミボディの26ジリオンTW150が明確に上です。
高負荷をかけてもボディがたわみにくく、巻き上げ時に「負けている」感覚が出にくい。ドラグを締めて大型を止める場面でも安心感があります。
24SLX70もHAGANEボディと真鍮ドライブギアで価格帯としては十分な剛性を持ちますが、上位機種と比べると巻きの滑らかさや剛性感で一歩譲る部分はあります。
矢野経済研究所の市場動向レポートでも、購入決定要因の上位に「剛性」と「軽量化」のバランスが挙がっているとのこと。どちらを重く見るかで評価が分かれるポイントですね。
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ラインキャパシティの比較
太糸を使う前提なら、26ジリオンTW150のキャパシティは心強い味方です。
PE3号-150m、フロロ20lb-100mという数字は、ロックフィッシュやシーバスのパワーゲームで実用になる量。リーダー結束部がガイドを抜けるときの引っかかりも減っています。
24SLX70はナロースプールで軽量ルアー重視の設計なので、太いPEを大量に巻く用途には向きません。ここは使い分けの領域です。
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重量と握りやすさの比較
215gの26ジリオンTW150は、軽量リールと比べるとずっしりきます。
ただ150番サイズながらボディはコンパクトにまとまっており、手のひらに収まる握り込みやすさは良好です。
24SLX70はコンパクトボディが持ち味で、長時間キャストしても疲れにくい。軽さ重視ならこちらに軍配です。
とはいえ、26ジリオンTW150の重量は剛性と引き換えのもの。重さを「安定感」と捉えられるかどうかが分かれ目になります。
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26ジリオンTW150の実釣インプレッション
ここからは26ジリオンTW150の使用感を、スペックと照らし合わせながら掘り下げます。
遠投性能とキャストフィール
フルキャストしたときの伸びは、さすがLCコンセプトを掲げるだけのことはあります。
大径スプールがゆったり回り出し、ルアーの重さを素直に乗せて飛んでいく感覚。無理に振り抜かなくても距離が出るのがありがたいところです。
ひとつだけ注意点。BOOST構造の宿命で、キャスト時にインダクトローターが戻るとき「カチッ」と音が鳴ります。
故障ではなく特性なので、最初に知っておくと不安になりません。
巻き上げパワーと剛性感
巻き上げのパワーは文句なし。フルアルミボディが負荷を受け止めてくれるので、ディープなカバーから引き剥がすような場面でも押し切れます。
HYPERDRIVE DESIGNの効果もあって、巻き心地の初期性能が長く続く設計なのも嬉しいポイント。使い込むほど差が出るタイプです。
剛性を求める人にとっては、この安心感だけで選ぶ理由になります。
得意なルアー重量帯
得意なのは14g以上の重量級。ビッグベイト、ヘビキャロ、シーバスの大型ミノーあたりはまさに本領です。
PEラインとの相性もよく、太糸でも飛距離が落ちにくいので、ソルトのパワーゲームとも噛み合います。
「重いものを遠くへ、そしてゴリゴリ巻く」。この用途なら右に出る者は少ないですね。
苦手なルアー重量帯
正直、14g以下の軽量ルアーは得意ではありません。
大径スプールは回り出しに慣性が要るので、軽いルアンだとキャストが決まりにくい。軽量プラグを多用するなら、SV系スプールを積んだモデルのほうが扱いやすいです。
フロロのストレート使いも、遠投特化のセッティングゆえにやや不向き。PE+リーダー前提と考えておくとストレスが減ります。
軽量ルアー中心の釣りに26ジリオンTW150を選ぶと、キャストの難しさに戸惑う可能性があります。自分のメインウェイトが14g以下なら、大人しく別モデルを検討したほうが幸せです。
ドラグ性能とファイト
最大ドラグ6kgとATDの組み合わせは、ファイト中の安心感が段違いです。
しかもドラグ引き出しクリックが付いているので、ラインが出ている量を音で把握できる。これは実際に魚とやり取りする場面で効いてきます。
パーフェクトダブルストッパーによる逆転防止も含めて、大型狙いの装備が揃っている印象です。
24SLX70の実釣インプレッション
続いては24SLX70。価格帯を忘れて使うと驚く部分が多いリールです。
MGLスプールIIIのキャスト性能
MGLスプールIIIの低慣性ぶりは、価格帯を考えると出色です。
軽いルアーでもスプールが素直に回り出し、弱い力でもキャストが成立する。ブレーキはSVSインフィニティで、外部ダイヤルから無段階で調整できます。
「安いリールはブレーキ調整がシビア」というイメージを持っている人ほど、その扱いやすさに驚くはずです。
軽量ルアーの扱いやすさ
スプール幅21mmのナローボディは、軽量ルアーの精度を引き上げます。
ピッチングやサイドキャストで狙ったポイントに送り込みやすく、バスのライトリグから小型ミノーまでカバーできる守備範囲の広さが魅力です。
「1台でいろいろ遊びたい」という人には、この扱いやすさが効いてきます。
巻き心地と剛性
巻き心地は価格帯なり、と正直に言っておきます。
真鍮ドライブギアとHAGANEボディで基本はしっかりしていますが、マイクロモジュールギアやX-SHIPは非搭載。上位機と比べると滑らかさでは一歩譲ります。
ただしサイレントチューン搭載でガタつきは抑えられており、実用面での不満は出にくいです。
得意なルアー重量帯
得意なのは軽量〜中量級。具体的には3g台のジグヘッドから14g前後のプラグまでが気持ちよく決まります。
バスの汎用リグ、小型シーバス、ライトソルトまで、守備範囲はかなり広いです。
「これ1台で何でも」を地で行けるバーサタイルぶりですね。
価格を超えた実用性
23,100円(税込)でこの中身は、率直に言ってお買い得です。
入門者が最初の1台に選んでも失敗しにくいですし、経験者がサブ機として追加するのにもちょうどいい。
カスタムベースとしても人気があり、ベアリング交換などの選択肢が用意されているのも長期運用の安心材料になります。
釣りジャンル別の適合性とおすすめの選び方
最後は、実際の釣りジャンルに落とし込んで整理します。
ビッグベイト・ヘビキャロなら26ジリオンTW150
重量級を投げ続ける釣りは、26ジリオンTW150の独壇場です。
ビッグベイトのフルキャスト、ヘビキャロの遠投、どちらも大径スプールと剛性の恩恵をまともに受けます。
ドラグ6kgとクリック音も含めて、大型狙いの装備が最初から揃っているのは大きいですね。
シーバス・サーフなら26ジリオンTW150
ソルトのパワーゲームでも26ジリオンTW150が候補になります。
PE3号-150mのキャパシティと新設計テーパーTWSは、太糸+リーダーの結束部がガイドを抜ける場面で効いてきます。
遠投からの巻き上げ、そしてファイト中のドラグ音。サーフで沖のブレイクを狙うような釣りと相性がいいです。
関連記事:重量級リールの比較なら26ジリオンTW150と24タトゥーラTW100の比較も参考になります。
バス汎用・軽量ルアーなら24SLX70
バス釣りを広く浅く、あるいは軽量ルアー中心なら24SLX70です。
3g台のライトリグから14g前後までを1台でまかなえるのは、バーサタイル機の真骨頂。ロッド1本とセットで考えても扱いやすい価格帯です。
「まずは1台」という人には、こちらが現実的な選択になります。
ロッドパワーと相性の目安
リール単体で選ぶと失敗するのが、ロッドとのバランスです。
26ジリオンTW150はMH〜Hクラスのロッドと組むと真価が出ます。逆にMLクラスに載せると、リールの剛性が竿に対して過剰になりやすいです。
24SLX70はML〜Mクラスと好相性。軽量ルアーを扱う竿と組ませると、リールの軽さとスプールの低慣性が生きてきます。
予算別の選び方
予算重視なら、24SLX70で決まりです。
23,100円(税込)でMGLスプールIIIとサイレントチューンが付いてくるのは、価格対効果で見て有力な候補。まず釣りを始める、あるいは2台目を足すならここが妥当です。
一方、58,400円(税別)の26ジリオンTW150は、重量級の釣りを継続的にやる人向けの投資。使用頻度が高い人ほど、剛性と遠投性能に払った分が返ってきます。
迷ったら「メインのルアーウェイト」で決めるのがいちばんシンプル。14g以上が中心なら26ジリオンTW150、それ以下も多いなら24SLX70です。
まとめ:26ジリオンTW150と24SLX70を用途で選び分けよう
- 26ジリオンTW150は巻き性能と剛性、24SLX70は軽量さと扱いやすさに優れ、両者は性格が大きく異なります。
- ジリオンはパワーフィネスやカバー撃ちなど巻き重視の釣りで本領を発揮すると理解できます。
- SLX70はライトリグや小型ルアーを多用する釣りに向き、長時間の操作でも疲れにくいです。
- 購入判断はスペックの優劣ではなく、自分の釣りジャンルが巻き重視か軽量重視かで決めるべきです。
結局のところ、この2機は「どっちが上か」ではなく「どっちが自分の釣りに合うか」で決めるのが正解です。26ジリオンTW150は参考価格¥42,669前後と24SLX70より予算はかかりますが、φ36mmスプールとドラグ6kgで重量級を投げ切る装備が最初から揃っています。
一方の24SLX70は、MGLスプールIIIの低慣性ぶりが価格帯を考えると出色で、軽量ルアンの扱いやすさでは軍配が上がります。
ビッグベイトやヘビキャロ、シーバス・サーフの遠投が主戦場なら26ジリオンTW150。バス汎用で軽めのルアーも混ぜたいなら24SLX70。
ここが分かれ道です。正直、両方の釣りを同じ比率でやる人は少ないので、7割以上投げるルアー重量で選んでしまって問題ありません。
価格や在庫は変わるため、気になる機種は最新情報を確認してみてください。まずは比較表で自分が投げるルアー重量とスプール径・ドラグ値を見比べる、それだけで判断はかなり楽になります。
重量級なら26ジリオンTW150、軽量寄りなら24SLX70。この基準で絞り込んで、実際の購入ページで価格と仕様をチェックしてみてください。
