24ルビアスと24ストラディック、どっちを買うかで止まっていませんか。価格帯が近いぶん、スペック表を並べても「で、自分の釣りにはどっち?」となりがちです。
僕も同じところで何度も迷いました。軽さで選んだのに、巻き上げの頼もしさが足りずにモヤッとした経験もあります。
逆に剛性で選んだら、手持ちのロッドとのバランスが合わなかった、なんてことも。ここで選択をひとつ間違えると、せっかくのステップアップが「なんか違う」で終わりやすいんですよね。
なのでこの記事では、24ルビアスと24ストラディックの違いを5つの項目で並べて比較していきます。シマノとダイワ、メーカーごとの設計思想や巻き心地のクセも、実際の使用感ベースで整理するつもりです。
読み終わるころには、自分がどちらを選べばいいか、答えが見えている状態になりますよ。ライトゲームで軽さを優先するのか、剛性と巻き上げの安心感を取るのか。
その分かれ道を、一緒に確認していきましょう。
- 24ルビアスと24ストラディックを5項目で比較
- 機能や基本情報の違いを整理
- 釣りに合うおすすめの一台を提案
24ルビアスと24ストラディックの違いを比較
24ルビアスと24ストラディックは価格帯が近く、どちらを買うかで迷う人が多い組み合わせです。
ただ、両者が狙っている釣りの方向性はけっこう違います。ここではスペック・価格・ボディ素材の3点から、違いを整理していきます。
| リール | 価格帯 | 軽量性 | 剛性 | 防水性 |
|---|---|---|---|---|
| 24ルビアス | 3万円台〜 | |||
| 24ストラディックSW | 2万円台〜 |
スペック比較
24ルビアスLT2000S-Hの自重は145g、ギア比5.8、最大ドラグ力5kgです。
一方、24ストラディックSW 4000XGは自重300g、ギア比6.2、最大ドラグ力11kg。番手が違うので単純比較はできませんが、設計の狙いがはっきり分かれます。
軽さを取るかパワーを取るか。この一点で、選ぶべきモデルはもう変わってきます。
スペックだけを見て「数字が大きい方が高性能」と判断すると失敗しやすいので、自分の釣りで必要な番手を先に決めてから見比べるのがおすすめです。
価格帯の違い
楽天市場での掲載価格を見ると、24ルビアス LT2000S-Hが約3.5万円、24ストラディックSW 4000XGが約2.7万円です。
1万円近い差がありますが、これは番手の違いも影響しています。同じ番手で比べればもう少し差は縮まるはずです。
価格だけで判断するなら24ストラディックSWに軍配が上がるのは事実。ただ、軽さに価値を感じるかどうかで評価は逆転します。
ボディ素材の違い
公式サイトによると、24ルビアスはZAIONボディとZAIONローターを採用しています。高密度にカーボン繊維を織り込んだ特殊樹脂で、軽さと剛性のバランスを狙った素材です。
24ストラディックSWはシマノのインフィニティドライブやインフィニティクロスを搭載し、ギアの耐久性を優先した設計になっています。
ZAIONとは、ダイワが独自技術で成形するカーボン繊維入りの特殊樹脂のことです。金属に近い剛性を保ちながら大幅な軽量化を実現できる素材で、24ルビアスではボディとローターの両方に使われています。
【日本機械学会】の研究報告でも、金属と樹脂の組み合わせ最適化が軽量化と回転の滑らかさを左右するとされており、素材選びはリールの性格を決める重要な要素です。

素材の時点で、もう方向性が分かれちゃいますね。
24ルビアスと24ストラディックの基本情報
| 名前 | 特徴 | レビュー(執筆時点) |
|---|---|---|
| ダイワ スピニングリール 24ルビアス LT2000S-H |
| ★5 |
| 24ストラディック |
| ★4 |
| シマノ(SHIMANO) 24ストラディック SW 4000XG 40… |
| ★4 |
ここからは、それぞれのリールがどんな位置づけのモデルなのかを整理していきます。
先に基本スペックを表で見ておきましょう。
| 項目 | 24ルビアス LT2000S-H | 24ストラディックSW 4000XG |
|---|---|---|
| 自重 | 145g | 300g |
| ギア比 | 5.8 | 6.2 |
| 最大ドラグ力 | 5kg | 11kg |
| ベアリング数 | 9/1 | 6/1 |
| 標準糸巻量(PE) | 0.4号-200m | 1号-490m |
24ルビアス
| 商品名 | ダイワ スピニングリール 24ルビアス LT2000S-H |
|---|---|
| 特徴 |
|
| 参考価格 | ¥35,959前後(執筆時点) |
| レビュー | ★5(執筆時点) |
| 購入先 | 楽天市場で見る → |
ダイワ 24ルビアス LT2000S-Hは、LUVIAS誕生から20年目の6代目モデルです。
軽量性と操作性に磨きをかけ、意のままのルアー操作を可能にすることを狙って設計されています。145gという自重は、軽量ルアーを使った繊細な釣りで大きな武器になります。
LT2000S-Hは巻き取りの速さを活かした釣りに向いており、源流域のネイティブトラウトやエリアトラウト、アジング・メバリングなどのライトソルトゲームにもマッチします。
24ルビアスの一部モデル(PC LT3000系、LT4000-XH、LT5000D-CXH等)でリアキャップが脱落する可能性が判明し、無償点検・修理対応が発表されています。中古で購入する場合は対象ロットかどうかを事前に確認しておくと安心です。
24ストラディックSW
| 商品名 | シマノ(SHIMANO) 24ストラディック SW 4000XG 4000XG |
|---|---|
| 特徴 |
|
| 参考価格 | ¥27,031前後(執筆時点) |
| レビュー | ★4(執筆時点) |
| 購入先 | 楽天市場で見る → |
シマノ 24ストラディック SW 4000XGは、上位機種に引けを取らないパワーとタフネスを備えた超実戦型モデルです。
ライトソルト対応の4000番は23ストラディックをベースに、インフィニティクロス・インフィニティドライブ・アンチツイストフィンを投入。ギアの耐久性向上やライントラブルの抑制を追求しています。
5000番〜10000番にはXタフドラグが搭載され、耐久性・放熱性・最大ドラグ力でスペックアップ。ヘビーウェイトのルアーや大型魚とのファイトを視野に入れた仕様です。
IPX8相当の防水性能(ボディ部、4000番を除く)も備えており、過酷なソルトシーンを攻め抜く前提で作られています。
24ストラディックSW
| 商品名 | シマノ(SHIMANO) 24ストラディック SW 4000XG 4000XG |
|---|---|
| 特徴 |
|
| 参考価格 | ¥27,031前後(執筆時点) |
| レビュー | ★4(執筆時点) |
| 購入先 | 楽天市場で見る → |
24ストラディックSWは全9アイテムで構成されるシリーズです。4000番から10000番まで、番手ごとに適材適所の進化を遂げています。
5000番と6000番は従来のベールオートリターン機構を排除し、キャスト時のトラブルをシャットアウト。実戦に即した絞り込みがされているのが特徴です。
番手選びに迷ったら、まず自分の釣り場で必要なPEラインの号数とドラグ力を書き出してみてください。そこから逆算すれば、おのずと候補は絞れます。
関連記事:24ストラディックSWと上位機種の比較は21ツインパワーSWとの違いで詳しく解説しています。
24ルビアスと24ストラディックの機能を比較
ここが一番の悩みどころですよね。巻き心地・剛性・ドラグ・軽量性・防水性・メンテナンス性の6項目で見比べていきます。
先に結論をまとめておくと、感度と軽さならダイワ、剛性とタフネスならシマノという構図です。
| 項目 | 24ルビアス | 24ストラディックSW |
|---|---|---|
| 巻き心地 | ||
| 剛性 | ||
| ドラグ性能 | ||
| 軽量性 | ||
| 防水性 | ||
| メンテナンス性 |
巻き心地
シマノのインフィニティドライブは、ギアの噛み合わせ精度を高めて巻き上げの滑らかさを追求する技術です。24ストラディックSWはこの技術を4000番に投入しており、巻き始めから巻き終わりまで安定したフィーリングが続きます。
一方、ダイワの24ルビアスはエアドライブデザインを採用し、巻き出しの軽さと止めやすさを重視した味付けです。
「ヌルッと滑らかに巻けるのがシマノ」「軽く回ってスッと止まるのがダイワ」という違いが出ます。
どちらが上という話ではなく、ルアー操作の質感が変わるイメージです。
ジグを等速で巻き続ける釣りならシマノ、ストップ&ゴーでルアーを動かす釣りならダイワが向いています。
剛性
24ストラディックSWは金属ボディを採用しており、負荷をかけてもボディがたわみにくい構造です。大型魚とのファイトや重いルアーを投げ続けるシーンで真価を発揮します。
24ルビアスはZAIONボディで軽量化を優先しつつ剛性を確保していますが、設計思想として「軽さの中の剛性」です。
【経済産業省】のガイドラインでも、回転性能の維持と耐久性の両立は主要メーカー共通の技術課題とされており、両社はそのバランスの取り方が違うわけですね。
パワーゲーム主体なら24ストラディックSW、ライトゲーム主体なら24ルビアス。用途で答えが分かれます。
ドラグ性能
24ルビアスはATD TYPE-Lを搭載し、ドラグの初動レスポンスを高めています。LT4000-XHやLT5000D-CXHでは最大ドラグ力12kgを実現しました。
24ストラディックSWは5000番以上にXタフドラグを搭載し、耐久性・放熱性・最大ドラグ力でスペックアップしています。
ライトな釣りで「いかに滑らかにラインを出させるか」を重視するならダイワ。大型魚を止めるパワーと熱対策を重視するならシマノが強いです。
自分のターゲットがどのくらい走る魚なのかを考えれば、必要なドラグ性能は自然と見えてきます。
軽量性
24ルビアスLT2000S-Hは145g。公式サイトによれば、LUVIAS SFシリーズはSF2000サイズで135g、SF2500サイズで140gとさらに軽量です。
24ストラディックSW 4000XGは300gなので、番手の違いを差し引いても軽さの方向性は明確に違います。
キャストを何百回と繰り返す釣りでは、この差が疲労感に直結します。ライトゲームやエギングを長時間やる人ほど、軽さの恩恵は大きいです。
軽量リールのメリットは疲労軽減だけではありません。ロッドとの重量バランスが良くなると、ルアーの動きを感じ取りやすくなり、アタリの取れる幅が広がります。
防水性
24ルビアスはマグシールドをピニオン部に搭載し、ボディとローターの隙間にマグオイルの壁を作って防水します。
24ストラディックSWはIPX8相当(ボディ部、4000番を除く)の防水性能を備えており、海水をかぶる前提の設計です。
磯や堤防で波をかぶるような場所なら24ストラディックSW、河口や港湾のライトゲームなら24ルビアスでも十分対応できます。
【日本釣用品工業会】の調査でも、スピニングリールは国内釣り具市場で主要な構成比を占める製品群とされており、防水性能はメーカー間の競争が最も激しい領域のひとつです。
メンテナンス性
24ストラディックSWは5000番と6000番でベールオートリターン機構を排除したことで、構造がシンプルになりました。キャスト時のトラブルが減るだけでなく、パーツ点数が減ることでメンテナンスの負担も軽くなります。
24ルビアスはストッパーレスボディを採用し、軽量化と防水性能アップを両立。パーフェクトラインストッパーはPEなどの細糸にもリーダーのような太糸にも対応します。
塩噛みさせないためにも、使用後の真水洗いと定期的なオイル差しはどちらのモデルでも欠かせません。



ドラグの滑り出し、ここは実際に触らないと分からないですよ。
24ルビアスがおすすめな人
ここからは、24ルビアスが刺さる人を具体的に見ていきます。
結論から言うと、軽さを武器に釣りを組み立てたい人に向いている一台です。楽天市場での参考価格は約3.5万円、レビュー評価は★5という実績も付いています。
軽量リールで繊細に操作したい人
145gという自重は、ロッドを握った瞬間に違いを感じられます。軽量ジグヘッドを操作するアジングや、繊細なアクションが求められるエリアトラウトで真価を発揮します。
軽さ重視か剛性重視かは、狙う魚のサイズで整理すると分かりやすいです。40cm以下のターゲットが中心なら軽さの恩恵が上回りますし、60cm超えを狙うなら剛性が効いてきます。
公式サイトによると、LUVIAS SFシリーズはボディを約15%コンパクト化し、メインシャフトの小径化など内部部品も専用設計。約16%の感度向上を実現しています。
感度に投資したい人にとって、この進化は見逃せません。
キャストを繰り返す釣りをする人
サーフや河口で一日中キャストを繰り返す釣りでは、リールの重さがそのまま疲労になります。
24ルビアスなら145g。300gのリールと比べて約半分の重量なので、腕や肩への負担は段違いです。
長時間釣行でも集中力を切らさずに済むのは、地味ですが大きなアドバンテージです。
「夕マズメまでもたない」という経験がある人ほど、軽さの価値を実感できるはずです。
巻き出しと止めやすさを重視する人
ダイワのエアドライブデザインは、巻き出しの軽さとルアーを止めやすいフィーリングを特徴とします。
ミノーのジャーキングやボトムのリフト&フォールなど、細かい操作が求められる釣りで扱いやすさを発揮します。
LT2000S-Hはギア比5.8でハンドル1回転あたり76cm。巻き取りの速さを活かした釣りにも対応できるバランス型です。
関連記事:24ルビアスと上位・同価格帯モデルの違いは24セルテートとの比較でも整理しています。
24ストラディックがおすすめな人
続いて、24ストラディックSWが向いている人を見ていきます。
楽天市場での参考価格は約2.7万円、レビュー評価は★4。価格を抑えつつタフさを求める人にとって、有力な候補になります。
先に比較の軸を整理すると、価格重視なら24ストラディックSW、軽快さ重視なら24ルビアスです。
剛性とタフネスを求める人
24ストラディックSWは金属ボディとインフィニティクロスにより、負荷に強い構造を持っています。
大型魚とのファイトや、重いルアーを一日中投げ続けるショアジギングでこそ本領を発揮します。
「リールがヘタるのが早い」と感じた経験がある人には、このタフネス設計が刺さります。
実用ドラグ力6kg、最大ドラグ力11kgというスペックは、青物狙いでも安心できる数値です。
過酷な環境で使いたい人
IPX8相当の防水性能(ボディ部、4000番を除く)を備えており、海水をかぶるシーンでも安心して使えます。
磯場や外洋に面したサーフなど、波しぶきが絶えない環境ではこの防水性能が効いてきます。
また5000番と6000番はベールオートリターン機構を排除しているため、キャスト時のトラブルが起きにくい設計です。
「飛距離を出したいのにライントラブルでロスする」という悩みがある人には、この仕様は心強い味方になります。
シマノの巻き心地が好きな人
シマノのリールを使い続けてきた人なら、インフィニティドライブの巻き心地は馴染み深いはずです。
ギアの噛み合わせ精度を高めた滑らかな巻き上げは、一度慣れると他メーカーに戻りにくくなります。
24ストラディックSWは4000番にインフィニティクロス、インフィニティドライブ、アンチツイストフィンを投入しており、23ストラディックの評価をそのまま引き継いでいます。
「シマノのフィーリングが自分には合う」と感じているなら、迷わずこちらを選んでいいです。
関連記事:24ストラディックの立ち位置をもっと詳しく知りたい人は20ツインパワーとの価格差を比較した記事も参考になります。
よくある質問
最後に、購入前に気になりやすいポイントをQ&A形式でまとめました。
まとめ:24ルビアスと24ストラディックを比較して最適な一台を選ぼう
- 24ルビアスは軽量・高感度、24ストラディックは剛性と耐久性に優れる点が最大の違いです。
- 価格帯や重量、巻き心地の傾向を踏まえ、釣り方や対象魚に合わせて選ぶのが賢明です。
- 繊細な操作や感度重視ならルビアス、パワー勝負やコスパ重視ならストラディックが向いています。
- 両者の比較軸を押さえれば、自分の釣りに最適な一台を後悔なく選べるようになります。
価格帯が近くて迷いやすいこの2台、結論はシンプルでした。軽さと感度で選ぶなら24ルビアス、剛性とタフネスで選ぶなら24ストラディックSWです。
僕も最初はスペック表をにらめっこしましたが、結局この軸に戻ってきました。
24ルビアスは自重145gの軽量設計で、参考価格は約3.5万円。アジングやライトゲームのようにキャストを繰り返す釣りでは、この軽さがじわじわ効いてきます。
一方の24ストラディックSWは参考価格が約2.7万円で、金属ボディとIPX8相当の防水性能を備えています。価格を抑えつつ荒れた環境でも使いたい人には、こっちが刺さりますよね。
もうひとつの決め手は、自分がどっちの「巻き心地」を好むかです。ダイワの軽快な巻き出しが好きなら24ルビアス、シマノのしっとりした巻き心地が好きなら24ストラディックSW。
ここ、正直けっこう好みが分かれるところです。
迷ったら、まずは比較表で気になる項目をチェックしてみてください。価格や在庫は変わるので、気になったほうの最新情報と口コミだけでも確認しておくと安心です。
軽さを武器に釣りを組み立てたいなら24ルビアス、剛性重視なら24ストラディックSW——この基準で、ぜひ一度選んでみてください!
