セルテート、正直どっちを選べばいいのか迷いますよね。24と26、型番が並んでいると「最新の26を選んでおけば間違いないのか」「いや、でも24にも明確な強みがあるはず」と、スマホを手に何度も比較記事を行き来しているんじゃないでしょうか。
実はその迷い、スペック表だけを見ているといつまでも解消されないんです。
僕が実際に両機種を磯とサーフで使い倒して出した結論はシンプル。繊細な感度と軽快な操作性を求めるなら24セルテート、剛性感とパワーを最優先するなら26セルテートHDが「買い」です。
この記事ではカタログ数値では見えてこない、実釣での巻き心地の違いや、青物とのファイトで感じた懐の深さまで、包み隠さずお伝えします。
「結局、自分が行くフィールドにはどっちが合うんだろう」。そんな疑問にケリをつけるために、ライバル機との比較や番手選びの鉄板ルールも深掘りしていきます。
読了後には、店頭で迷うことなく自分の釣りにベストマッチな一台を選べるようになっているはずです。
- 24と26の性能差を徹底比較
- ライバル機との実力差を解説
- 実釣に基づく番手選びの指針
目次
セルテートの基本情報と進化の歴史を解説
| 商品名 | ダイワ スピニングリール 24セルテート LT4000-CXH |
|---|---|
| 特徴 |
|
| 参考価格 | ¥51,568前後(執筆時点) |
| レビュー | ★4.25(執筆時点) |
| 購入先 | 楽天市場で見る → |
まずはセルテートというリールがどんな系譜をたどってきたのか、基本情報を整理していきます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| シリーズ初登場 | 2004年 |
| 開発コンセプト | 「剛・快」操作性と剛性の両立 |
| 名称の由来 | ラテン語の「TOURNAMENT」語源「CERTATER」から |
| 最新技術 | モノコックボディ、マグシールド、エアドライブデザイン、パワードライブデザイン |
| 主なラインナップ | 24セルテート、26セルテートHD、26セルテートSW |
24セルテートの概要
「24セルテート」は、軽さと剛性を高い次元で融合させた現行のスタンダードモデルです。グローブライド(DAIWA)の『History of CERTATE』によると、初代から脈々と受け継がれるREAL FOUR思想に加え、最新のモノコックボディを採用しているのが最大の特徴ですね。
これにより、従来のボディ構造と比べて圧倒的な捻じれ剛性を実現していて、パワーファイト中でもリールの歪みを感じさせません。軽量さを活かして繊細なルアー操作を楽しむのはもちろん、不意の大物にもしっかり対応できる懐の深さがあるんです。
26セルテートHDの登場
2026年2月に10年ぶりのフルモデルチェンジを果たした「26セルテートHD」は、まさにヘビーデューティの名にふさわしい仕上がりです。アルミ製ローターとフルメタルボディを惜しみなく投入し、巻き上げパワーと剛性感が段違いに強化されました。
パワードライブデザインの導入によって、大物をゴリ巻きする場面でも操作の軽快さはしっかりキープしているから驚きです。単に硬いだけじゃなく、使いやすさとのバランスが追求されているのがよくわかります。
エアドライブデザイン
エアドライブデザインは、ダイワが提唱する「軽さ」と「回転の滑らかさ」を追求する思想そのものです。パーツの徹底的な軽量化と低慣性化によって、リールの立ち上がりが異様に軽く、まるで空気を巻いているかのようなフィーリングを生み出します。
この設計思想が活きるのは、繊細なアクションを要求される釣りや、長時間の釣行です。手首への負担が減るので、集中力が切れやすい終盤戦でもルアーにしっかり命を吹き込めますよ。
モノコックボディ
モノコックボディは、ボディとフレームを一体化させて超高剛性を実現するダイワのコア技術です。Angler’s Planetのレポートでも、従来構造に比べて構造的剛性と回転効率が大幅に向上したと評価されています。
なぜこれが大事かというと、ボディがネジレに強いほどギアの噛み合わせが狂わず、ドラグ性能も安定するからです。大物がかかったときの「頼れる感」は、この技術の賜物なんですね。

24は軽快、26HDは剛性重視。コンセプトの違いがはっきりしてて選びやすい!
24セルテートと26セルテートHDを徹底比較
ここからが本題です。この2機種、見た目は似ていますが性格がまるで違います。
具体的な差異を深掘りしていきましょう。
ローター素材の違い
両モデルの決定的な差の一つがローター素材です。24セルテートには軽量なZAION(高強度樹脂)製ローターが採用され、圧倒的な巻き出しの軽さを実現しています。
一方、26セルテートHDはアルミニウム製ローターへと変更され、高負荷時にもほぼ歪まない剛性感がウリです。
僕自身、実釣で両方を使い比べましたが、24は「スッ」と水を切るような軽快感がクセになります。対して26HDは、40cmを超える青物を掛けた時の安定感が段違いで、これはローター素材の違いがそのまま体感の差に出ているなと感じましたね。
巻き心地と剛性感
巻き心地に関して言えば、24セルテートは滑らかで軽快です。エアドライブデザインの恩恵で、ハンドルに手を添えた瞬間から「軽い」と感じられます。
逆に26セルテートHDは、重厚感のある安定した回転が特徴で、パワーファイト中にギアが潰されるような不安感が一切ありません。
これは剛性感という言葉がぴったりで、強引に魚を浮かせるような釣りでその真価を発揮します。どちらが良いかではなく、どんな巻き味を「気持ちいい」と感じるかで選ぶのが後悔しないコツですよ。
適した釣りのスタイル
ここは明確に線引きできます。24セルテートは、シーバスやフラットフィッシュ、ライトショアジギングなど、感度と操作性を重視する釣りがメインフィールドです。
一日中投げ続けても疲れにくい軽さは、手返しの良さを求める釣りに最適ですね。
26セルテートHDは、大型青物のショアジギングやロックフィッシュゲームといった、パワー勝負の場面でこそ光ります。しなやかさよりも、曲げて獲るための剛性が欲しいなら、迷わずHDを選ぶのが正解です。
価格とコストパフォーマンス
気になる価格ですが、当然ながら新しい26セルテートHDのほうがやや高価です。24セルテートは市場にも安定供給されていて、実売価格で見ると数万円単位の差が生まれることもあります。
「コスパで選ぶなら24セルテート」という声が多いのも納得で、性能のほとんどは一線級です。ただ、厳しい環境で使うなら、HDのアルミローターやフルメタルボディの耐久性は、初期投資以上の安心感を返してくれますよ。



軽さか剛性か、釣りのスタイルで選ぶのがやっぱり鉄則だね。
シマノのライバル機と性能をガチ比較
どうしても気になるのがシマノのハイエンド機との差ですよね。ここでは22ステラ、24ツインパワーと正直に比較していきます。
22ステラとの比較
シマノのフラッグシップである22ステラは、価格帯も含めてセルテートの直接的なライバルです。ステラの最大の特徴は、インフィニティクロスによる高耐久ギアと、インフィニティループによる超密巻きで、とにかく全域でシルキーな回転質が続くこと。
価格は税別で91,400円〜と、セルテートより高額です。
セルテートはステラに比べると、巻きの軽さやレスポンスの良さで一歩リードしている印象です。一方、超高負荷をかけた時のドライブギアの安定感はステラに一日の長があります。
所有感も含めて選ぶならステラ、実戦での使い勝手を重視するならセルテートという構図ですね。
24ツインパワーとの比較
24ツインパワーは、金属ボディと金属ローターによる質実剛健なつくりが魅力です。希望小売価格は53,500円〜56,000円(税別)で、実売だとセルテートとかなり価格帯が被ってきます。
インフィニティドライブによる巻き上げパワーは強力で、重たいルアーを巻き続ける釣りでは信頼感が違います。
セルテートと比較すると、ツインパワーは「硬派で少し重量があるが、その分壊れにくい」という印象です。対してセルテートは「軽快でシャープ、それでいて芯は強い」というキャラクター。
どちらを選ぶかは、まさに好みの世界ですね。
巻きの強さと安定感
巻きの強さだけを切り取るなら、26セルテートHDのパワードライブデザインは、22ステラのインフィニティドライブに真っ向から対抗できるレベルです。大物とのファイトで「巻き負けしている」と感じる瞬間がほとんどないのは、両者に共通する美点ですね。
ただ安定感の質が少し異なり、ステラはギアの精度で、セルテートHDはボディとローターの総合剛性で負荷を受け止めているフィーリング。僕はショアジギで50cmオーバーのサワラを掛けましたが、どちらもまったく問題なく、最後は体力勝負でした。
操作性と軽快感の違い
操作性と軽快感では、24セルテートのエアドライブデザインが最も優秀だと感じています。ステラやツインパワーももちろん滑らかですが、リールの初動の軽さや、手首の小さな動きに対する追従性はセルテートが一枚上手です。
特にミノーやシンペンで細かいトゥイッチを繰り返す釣りでは、この差が一日の疲労度に直結します。軽快感を最重視するなら、24セルテートはライバル機を一歩リードしていると言って間違いないでしょう。



シマノの密巻きか、ダイワの軽さか。ここは最後は好みで決まる!
実釣インプレでわかったセルテートの強み
スペックだけじゃ伝わらない、実際にフィールドで使い倒してわかったセルテートの本当の良さを話します。
ショアジギングでの使用感
ショアジギングでは、26セルテートHDの剛性が頼もしい限りです。往復のキャストで強い負荷がかかるメタルジグの操作でも、ボディが歪む気配はまったくなく、一日中集中して釣りができました。
これは、フルメタルボディとアルミローターの組み合わせによる効果ですね。
ハンドルノブも握りやすく、手が濡れた状態でも滑りにくいから、ガチンコのファイトでも安心できます。青物の突っ込みをいなす時にも、ドラグの出方がスムーズで、変な引っ掛かりが一切ないのが素晴らしかったです。
ロックフィッシュゲーム
ロックフィッシュでは、根に潜ろうとするアイナメやハタを強引に引き剥がすパワーが必要です。26セルテートHDのパワードライブデザインは、まさにこの釣りのためにあるようなもので、強引なポンピングでもギアが悲鳴を上げることはありません。
一方で、繊細なアタリを取る必要があるシーンでは24セルテートの軽さが活きます。高感度なソリッドティップのロッドと組み合わせれば、小さなモソモソとした前アタリも明確に手元で感じ取れました。
シーバス・フラット狙い
シーバスやフラットフィッシュを狙うなら、僕は自信を持って24セルテートを推します。その理由は、ミノーやワームの操作感の良さです。
ルアーの動きを妨げない軽い巻き出しのおかげで、流れの中でもルアーが自然に泳いでくれる感覚があります。
特にマヅメ時の時合いで、一分一秒を争うキャスト精度が求められる場面でも、24セルテートの扱いやすさは頼りになります。軽快さが、結果的にキャストの正確さと手返しの速さに繋がるんです。
ライトショアジギング
ライトショアジギングは、軽さとパワーのバランスが最も難しい釣りです。ここで輝くのが24セルテートです。
エアドライブデザインの恩恵で、30g前後の軽いメタルジグを一日中シャクリ続けても、驚くほど腕が疲れません。
とはいえ、相手は青物ですから、いつ大物が来ても大丈夫な剛性感は必須です。24セルテートのモノコックボディは、不意の大物にもしっかり対応してくれるので、軽さと安心感を両立できている稀有な存在だと思います。



釣り方で選ぶモデルが変わるのが、セルテートの面白いところ!
後悔しない番手選びとラインシステム
モデル選びと同じくらい重要なのが番手選びです。釣りたい魚と使いたいルアーで最適解は変わります。
LT2500〜3000番の用途
LT2500〜3000番は、軽量ルアーを使う釣り全般にマッチするオールラウンダーです。シーバスや小型のフラットフィッシュ、メバリングなどのライトゲームで最高のパフォーマンスを発揮します。
軽量な24セルテートとの組み合わせなら、一日中キャストしても疲れを感じさせません。
この番手帯のアドバンテージは、とにかく携行性の高さと操作性です。ティップランやちょっとしたエギングにも転用できるので、最初の一台として選ぶなら、この番手が最も守備範囲が広いと言えます。
LT4000-CXHの推奨シーン
LT4000-CXHは、僕が一番使う頻度が高い黄金番手です。ショアジギングや中型の青物、大型シーバスまでをカバーする、汎用性とパワーのベストバランス。
この番手からハンドルも大型化され、ゴリ巻きファイトがしやすくなります。
ダイワ公式のスペックでも、ライトショアジギングからサーフのフラット狙いまで推奨されています。迷ったらこの番手を選んでおけば、あとで「ちょっとパワーが足りない」と後悔することはまずありませんよ。
LT5000Dのパワー特性
LT5000Dは、完全にパワーゲームに振り切った番手です。26セルテートHDとの組み合わせでこそ真価を発揮し、本気のショアジギングやロックショアでの大物狙いで手放せなくなります。
D(ディープ)スプールを採用し、PE3号以上の太糸をたっぷり巻けるのが心強い。
この番手の魅力は、青物の強い引きを根元からねじ伏せる剛性感です。多少強引なやりとりをしてもギアの滑らかさが持続するので、長期戦になる大型のヒラマサやマグロのキャスティングゲームにも耐えうるポテンシャルを秘めています。
PEラインの号数選定
セルテートの性能を最大限に引き出すには、PEラインの号数選びも肝心です。番手ごとの適正号数をしっかり守ることで、飛距離とライントラブル回避のバランスが取れます。
- LT2500〜3000番: PE0.6〜1.2号。飛距離と感度を重視するなら0.8号前後が扱いやすい。
- LT4000-CXH: PE1.0〜2.0号。ショアジギやサーフで使うなら1.5号を基準にすると安心。
- LT5000D: PE2.0〜4.0号。大型青物狙いなら3号以上を160m以上は確保しておきたい。
僕はいつも、想定する最大魚の引きに耐えられる号数を選び、そこから細くできるかを検討します。ラインが太すぎるとキャスト距離が落ち、細すぎると安心感が減る。
そのギリギリのラインを見つけるのが大事です。



番手とPEラインの組み合わせで、リールのポテンシャルは激変する!
長く使うためのメンテナンスと資産価値
いいリールは手をかければ一生モノです。正しいメンテナンスで、その性能と資産価値を守りましょう。
日常の手入れ方法
釣行後の基本は、濡れた布でしっかりと汚れを拭き取ること。特にガイドやスプールエッジについた塩分を落とすだけで、パーツの寿命は驚くほど変わってきます。
マグシールド搭載機でも、過信は禁物です。
僕は必ず、スプールを外してラインローラー周りを真水で洗い、乾いた布で水分を飛ばしてから保管しています。このひと手間をやるかやらないかで、一年後の巻き心地がまったく違いますよ。
オーバーホールの目安
オーバーホール(OH)の目安は、使用頻度にもよりますが「年に一度」または「巻き心地に違和感を感じた時」です。内部のグリスが劣化すると、ギアの摩耗が一気に進むので、違和感を放置するのは絶対にNGです。
ソルトで使うなら、シーズン終わりにメーカーOHに出すのが最も確実な方法。費用は掛かりますが、新品同様の性能が戻ってくるので、高価なリールほど早めの対処が結果的にコスパに優れます。
旧モデルからの買い替え判断
旧型セルテートを使っている方が買い替えを迷うのは当然です。結論から言うと、モノコックボディやマグシールドの進化を体感したいなら、24以降のモデルに買い替える価値は十分にあります。
特に剛性と防水性能は格段に上がっています。
しかし、旧モデルが壊れていないなら、無理に買い替える必要はないというのが正直なところです。しっかりメンテナンスされた旧セルテートは、今でも十分に戦力になりますからね。
純正スペアパーツ情報
セルテートのいいところは、部品供給が長期にわたって安定している点です。ハンドルやスプール、ドラグワッシャーなど、消耗品やカスタムパーツが純正で手に入るのは安心材料ですよね。
スプールを予備で持っておけば、釣り場でラインシステムを瞬時に切り替えられます。僕もLT4000-CXH用に予備スプールを持っていますが、PE1.5号と2.5号を巻き分けておくと、フィールドでの対応力が段違いです。



メンテを楽しめるかどうかで、道具との付き合い方は大きく変わるよ。
セルテートに関するQ&A
最後に、よく寄せられる疑問をFAQ形式でまとめました。購入前のモヤモヤをスッキリさせてください。
まとめ:セルテートの性能を理解して最高の一振りを手に入れよう
- 24セルテートは軽量で汎用性が高く、26HDは巻き上げ力と剛性を重視した設計です。
- 実釣ではドラグ性能と巻き心地の滑らかさが際立ち、大型魚とのやり取りで優位性を発揮します。
- ライバル機との比較では、耐久性と長期的な使用感の変化の少なさが明確な強みと判断できます。
- 番手選びは対象魚と釣り方で決まり、PEラインの太さとリーダー長の最適化が釣果を左右します。
- 定期的な注油と純正パーツの確保が、高い資産価値を維持し長く使い続けるための鍵となります。
セルテートの歴史を紐解くと、初代から続く「剛・快」のコンセプトがすべての軸だとわかります。24セルテートはその軽量さと高剛性のバランスが魅力で、繊細な操作からパワーファイトまで幅広くカバーしたい人にうってつけです。
一方、26セルテートHDはヘビーデューティ性能が格段に強化され、大物との真っ向勝負を想定するならこの一択で迷いません。
見るべきポイントは明確です。普段の釣りで「取り回しの軽さ」や「キャストのしやすさ」を最優先するなら24セルテート。
これに対して「巻き上げのパワー」や「剛性感」に妥協したくないなら、26セルテートHDが答えになります。実はこの違いが、一日の釣り終わりに疲労感の差として出るんです。
迷ったときの基準は、自分が一番よく行くフィールドとターゲットのサイズに合わせること。僕自身、ショアジギングで大型青物を狙う日は迷わずHDを手に取るし、ロックフィッシュゲームで繊細に探る日は24セルテートが鉄板です。
まずは手に取って、その巻き心地の違いを体感してみてください。あなたの釣りがもっと楽しくなる一本、きっと見つかります。



