1万円以下でリールを探していると、ダイワの24レガリスとシマノの21ナスキー、どっちにしようか本当に迷いますよね。釣具店の棚の前で30分は固まります。
正直、僕も何度も往復しました。
この2台、価格帯はほぼ同じなのに、中身の性格はけっこう違います。巻き心地の方向性、ブレーキの効き方、ボディの剛性感——どれかひとつを取れば、どれかが犠牲になる関係なんです。
ここを間違えると、釣行のたびに「なんかしっくりこないな」が積み重なっていきます。
なのでこの記事では、基本スペックから実際の使用感まで、両機を並べて比較していきます。読み終わるころには、自分の釣り方ならどっちを選べばいいか、はっきり答えが出せるようになりますよ。
- 両者の基本情報と価格帯を整理
- 性能差を比較し優位点を明確化
- 用途別のおすすめと買いの結論
アンダー1万円リール対決の結論を先に紹介
結論から言うと、軽さと感度で選ぶならダイワ24レガリス、剛性とPEラインの安心感で選ぶならシマノ21ナスキーです。
どちらも1万円前後で買えるエントリークラスのスピニングリールで、上位機種の技術が惜しみなく投入されています。
アジングやエギングなど軽量ルアー中心なら24レガリス、シーバスやライトショアジギングなどPEラインを多用する釣りなら21ナスキーが向いています。それぞれの違いをスペックと用途の両面から整理していきます。
まずは両者の基本情報を見比べて、全体像をつかんでいきましょう。
ダイワ24レガリスとシマノ21ナスキーの基本情報
ここでは、24レガリスと21ナスキーのスペックや価格帯、ラインナップの違いを整理していきます。
| 項目 | ダイワ24レガリス | シマノ21ナスキー |
|---|---|---|
| コンセプト | 軽さ・感度・操作性 | 剛性・防水・巻きの安心感 |
| ボディ素材 | ZAION V採用 | 高剛性樹脂ボディ |
| 搭載技術 | エアドライブデザイン | サイレントドライブ |
| 価格帯 | 1万円前後 | 1万円前後 |
| 主な用途 | アジング・エギング | シーバス・ショアジギング |
| PEライン適性 | ||
| 軽さ | ||
| 防水性能 | ||
| 巻きの滑らかさ |
24レガリスの基本スペック
| 商品名 | レガリス |
|---|---|
| 公式サイト | 公式サイトを見る → |
ダイワ24レガリスは、エアドライブデザインを採用した軽量スピニングリールです。
メーカー希望本体価格は1万円台前半からと、エントリークラスながら上位機種の設計思想が盛り込まれています。
軽量ルアーを扱いやすく、感度を重視した設計なのが最大の特徴です。ロッドとの一体感を感じやすく、小刻みなアクションにも追従します。
ソルトのライトゲームから淡水のトラウトまで、幅広いジャンルに対応できる懐の深さも持っています。
21ナスキーの基本スペック
| 商品名 | ゴメクサス 38mm パワー ハンドル リール ノブ 21 アルテグラ 19 ストラディック ダイワ シマノ Type A Type S スピーニング ベイト… |
|---|---|
| 特徴 |
|
| 参考価格 | ¥2,888前後(執筆時点) |
| 購入先 | 楽天市場で見る → |
シマノ21ナスキーは、サイレントドライブを搭載した剛性重視のモデルです。
シマノのスピニングリール向けカスタムパーツとしては、ゴメクサス 38mm パワー ハンドル リール ノブ 21 アルテグラ 19 ストラディック ダイワ シマノ Type A Type S スピーニング ベイト リール 用 アルミ製 21ナスキーのようなカスタムノブも流通しており、純正ハンドルの巻き上げ感に不満がある場合は交換して楽しむこともできます。
ナスキー本体は、シマノ独自の防水技術と高剛性樹脂ボディを組み合わせ、タフな環境での使用を想定した作りになっています。
PEラインとの相性が良く、シーバスやショアジギングなどパワーのかかる釣りでも安定した巻き上げを実現します。
価格帯の違い
24レガリスと21ナスキーは、どちらも1万円前後で購入できる価格帯に位置しています。
ただし、24レガリスのメーカー希望本体価格は1万円台前半に設定されており、実売では1万円を切ることも珍しくありません。
21ナスキーも同等の価格帯ですが、番手やギア比によって価格が少し変わります。上位番手になると1万円を超えるケースもあるので、購入前に確認しておきましょう。
物価上昇の影響で釣具の価格も見直しが進んでいます。実売価格とスペックのバランスを見極めるのが、失敗しないリール選びの第一歩です。
ラインナップの違い
24レガリスは1000番から4000番台まで幅広い番手を展開しており、アジング用の小型番手からシーバス向けの中型番手まで選べます。
ハイギアモデルやノーマルギアモデルも用意されているため、釣り方に合わせて細かく選べるのが強みです。
一方の21ナスキーも同様に幅広い番手を展開していますが、PEラインを使ったパワーファイトを想定した番手構成が中心です。
両者ともエントリークラスながら選択肢が豊富なので、自分の釣りに合った一台を見つけやすいと言えます。
24レガリスと21ナスキーの性能を比較
ここからは、自重・巻き心地・ドラグ・耐久性など、実際の釣りで体感差が出るポイントを一つずつ比較していきます。
自重と軽さ
軽さの面では、24レガリスに軍配が上がります。
エアドライブデザインによるパーツの軽量化が効いており、長時間の釣行でも手首や腕への負担が少ない設計です。
特にアジングやメバリングのように、軽量ジグヘッドを細かく操作する釣りでは、この軽さがダイレクトに快適さへつながります。
21ナスキーも決して重いわけではありませんが、剛性を優先したボディ設計のため、同番手で比べるとレガリスのほうが軽く感じられます。
巻き心地と剛性感
巻きの滑らかさと剛性感では、21ナスキーが優位です。
サイレントドライブによってギアの噛み合わせが最適化され、巻き始めから巻き終わりまでスムーズな回転が続きます。
さらに、高剛性ボディが巻き上げ時の力をしっかり受け止めるため、負荷がかかってもブレにくいのが特徴です。
24レガリスも十分滑らかですが、どちらかと言えば軽快さを優先したフィーリングで、剛性感という点ではナスキーに一歩譲ります。
巻き心地の好みは人それぞれです。軽快さを取るか、がっしり感を取るかで、選ぶべきモデルが変わってきます。
ボディ・素材の違い
ボディ素材の違いも、両者のキャラクターを大きく分けるポイントです。
24レガリスはZAION Vと呼ばれる軽量・高剛性の素材を採用しており、軽さと強度のバランスを追求しています。
21ナスキーは高剛性樹脂ボディをベースに、シマノの防水・防塵技術を組み合わせたタフな作りです。
軽さでレガリス、タフさでナスキーという構図は、ボディ素材の違いからもはっきり見えてきます。
ドラグ性能
ドラグ性能は、両者ともエントリークラスとしては十分な実力を備えています。
24レガリスは滑らかなドラグの立ち上がりが特徴で、細いラインでも安心してやり取りできます。
21ナスキーは最大ドラグ力がしっかり確保されており、パワーファイトを想定したシーンで頼りになります。
ただし、どちらも上位機種と比べるとドラグの滑らかさでは一歩譲るため、大型魚を狙う場合は注意が必要です。
ドラグは釣行前に必ず調整しましょう。締めすぎるとラインブレイクの原因になり、緩すぎるとフッキングが決まりません。
PEライン適性
PEラインとの相性では、21ナスキーのほうが安心感があります。
PEラインはナイロンラインと比べて伸びが極めて少なく、感度が高い反面、摩擦や根ズレに弱いという性質を持っています。
そのため、スプールのライン放出性能やドラグの滑らかさ、ベアリングの耐摩耗性が重要になります。
21ナスキーはPEラインの使用を前提とした設計が随所に見られ、ライントラブルを抑えやすいのが強みです。
24レガリスもPEラインに対応していますが、どちらかと言えばナイロンやフロロカーボンラインとの相性が良い印象です。

PEライン使うなら、ナスキーのほうが安心できるかも。
防水性能
防水性能は、ソルトゲームでは見逃せないポイントです。
21ナスキーはシマノの防水技術が投入されており、海水のかかりやすい環境でも内部への浸水を抑える設計になっています。
24レガリスも防水対策は施されていますが、ナスキーと比べるとやや簡易的な印象です。
波をかぶりやすい堤防や磯場で使うなら、防水性能の高いナスキーのほうが安心できます。
ハンドル構造
ハンドル構造も、両者の操作性に影響する要素です。
24レガリスは軽量ハンドルを採用しており、小刻みなアクションや巻き始めのレスポンスが良好です。
21ナスキーはシッカリとした剛性のあるハンドルで、負荷のかかる巻き上げでも力が伝わりやすい設計になっています。
ハンドルノブの交換で操作性をカスタマイズできるのも、両者に共通する楽しみ方です。
耐久性とメンテナンス性
耐久性では、剛性の高いボディを持つ21ナスキーが有利です。
高剛性ボディは使用時の歪みが少なく、内部パーツへの負担が抑えられるため、長く使っても性能が落ちにくい傾向があります。
24レガリスも定期的なメンテナンスを行えば十分長持ちしますが、軽量設計ゆえにパーツの摩耗は早めに進む可能性があります。
どちらを選ぶにしても、釣行後の真水洗浄と注油は欠かさず行いましょう。
24レガリスがおすすめな人
ここからは、24レガリスが向いている釣りやアングルの特徴を具体的に見ていきます。
アジング・メバリング向け
24レガリスは、アジングやメバリングのようなライトゲームと相性抜群です。
軽量設計と高い感度により、1g前後の軽量ジグヘッドでも扱いやすく、小さなアタリも手元に伝わりやすくなります。
長時間キャストを繰り返しても疲れにくいため、数時間の釣行でも集中力を保ちやすいのが魅力です。
軽さを重視してリールを選びたい人にとって、24レガリスは有力な候補になります。
エギング向け
エギングでも、24レガリスの軽さと感度は力を発揮します。
エギをシャクってフォールさせる一連の動作は、リールの重さがダイレクトに疲労へつながる釣りです。
軽量なレガリスなら、シャクリ続けても腕が疲れにくく、集中して釣りに臨めます。
ただし、大型のアオリイカを狙う場合はドラグ性能に注意し、無理なやり取りを避けるようにしましょう。
軽さと感度を重視する人
とにかく軽さと感度を優先したい人には、24レガリスがぴったりです。
ロッドとの一体感が高く、ルアーの動きや水の変化を手元で感じ取りやすくなります。
繊細な操作が求められる釣りほど、この軽さと感度の恩恵は大きくなります。
価格帯も1万円前後と手頃なので、初めての本格リールとしても選びやすい一台です。
ライトゲーム中心の人
ライトゲームを中心に楽しむ人にとって、24レガリスは心強い相棒になります。
アジング、メバリング、ライトプラッギングなど、幅広いライトゲームに対応できる汎用性の高さが魅力です。
軽量ルアーを使った釣りでは、リールの軽さが釣果を左右することも少なくありません。
「軽さは正義」という言葉があるように、ライトゲームではリールの軽さが快適さと釣果の両方に直結します。
長時間シャクリ続ける人
エギングやメタルジグのジャークなど、長時間シャクリ続ける釣りでは24レガリスの軽さが効きます。
腕や肩への負担が少ないため、釣行後半でも動作が雑になりにくいのが嬉しいポイントです。
感度の高さも相まって、シャクった後のフォールを的確に察知できます。
結果として、バイトを拾える確率が上がるという好循環が生まれます。
21ナスキーがおすすめな人
続いて、21ナスキーが向いている釣りやアングルの特徴を紹介します。
シーバス・チニング向け
21ナスキーは、シーバスやチニングのようなパワーのかかる釣りに向いています。
剛性の高いボディと安定した巻き上げ力により、ルアーをしっかり動かしながらバイトを待つスタイルに適しています。
PEラインとの相性も良く、遠投して広範囲を探る釣りでもライントラブルが起きにくいのが安心です。
剛性と巻き上げ力を重視する人にとって、21ナスキーは有力な選択肢になります。
ライトショアジギング向け
ライトショアジギングでも、21ナスキーの剛性は頼りになります。
メタルジグを力強く巻き上げるシーンでは、ボディの剛性が高いほど巻き上げ効率が上がります。
防水性能も高いため、波しぶきのかかる堤防や磯場でも安心して使えます。
ただし、番手選びは慎重に。大きすぎる番手はロッドとのバランスを崩すので注意してください。
PEラインを多用する人
PEラインを多用する人にとって、21ナスキーは心強い存在です。
PEラインの特性を活かせる設計により、高感度・高強度というメリットを存分に引き出せます。
ライントラブルの発生を抑えやすいのも、PEライン使用時に嬉しいポイントです。
PEラインの扱いに不安を感じる初心者ほど、ナスキーを選ぶ価値は大きいと言えます。
PEラインはポリエチレン繊維を編み込んだ釣り糸で、ナイロンラインの約3〜4倍の引張強度を持ちます。伸びが少なく感度が高い一方、摩擦や根ズレに弱いためリーダーの結束が必須です。
剛性と巻き上げ力を重視する人
剛性と巻き上げ力を最優先するなら、21ナスキーが答えです。
高剛性ボディとサイレントドライブの組み合わせにより、負荷のかかる巻き上げでも力が逃げません。
大型の魚を狙う釣りや、潮流の速い場所での釣りでも安定した操作感が得られます。
「巻きの安心感」を求める人にとって、ナスキーは期待を裏切らない一台です。
ソルトでの防水性を重視する人
ソルトゲームでは、防水性能の高さがリールの寿命を左右します。
21ナスキーはシマノの防水技術が投入されており、海水の浸入を抑える設計になっています。
波をかぶる環境や雨天の釣行でも、内部へのダメージを最小限に抑えやすいのが強みです。
メンテナンスの手間を減らしたい人にも、ナスキーの防水性能は魅力的に映るはずです。



ソルトで使うなら、防水性は地味に効いてきます。
24レガリスと21ナスキーどっちが買いか
最後に、ターゲットや番手、予算別に「どちらを選ぶべきか」を整理していきます。
ターゲット魚種で選ぶ
ターゲット魚種で選ぶなら、アジ・メバル・イカなど小型〜中型の魚が中心なら24レガリス、シーバス・青物などパワーのかかる魚が中心なら21ナスキーがおすすめです。
軽量ルアーを多用する釣りはレガリス、重ためのルアーやPEラインを多用する釣りはナスキーと覚えておくと選びやすくなります。
どちらのリールも価格帯は1万円前後なので、予算面での差はほとんどありません。
自分の釣りスタイルを思い描きながら、どちらがしっくりくるかを考えてみてください。
番手選びで失敗しないコツ
番手選びは、リール選びの中でも特に失敗しやすいポイントです。
アジングやメバリングなら1000〜2000番、エギングなら2500〜3000番、シーバスなら3000〜4000番が目安になります。
ロッドの適合番手を必ず確認し、リールとロッドのバランスが取れる番手を選びましょう。
番手が大きすぎるとロッドが重く感じ、小さすぎるとライン容量が不足します。
番手は「大きければ安心」ではありません。ロッドとのバランスを無視すると、キャストフィールや操作性が大きく悪化します。必ずロッドの適合番手を確認してから選びましょう。
推奨ロッドとの組み合わせ例
リールは単体で選ぶよりも、ロッドとの組み合わせで考えると失敗が減ります。
24レガリスなら、6ft前後のライトゲームロッドとの組み合わせが快適です。軽量なリールと軽量なロッドが組み合わさることで、長時間の釣行でも疲れにくくなります。
21ナスキーなら、8ft以上のシーバスロッドやショアジギングロッドとの相性が良好です。剛性の高いリールとパワーのあるロッドが、力強い釣りを支えてくれます。
ロッドとリールの重量バランスを意識すると、釣り全体の快適さがぐっと上がります。
予算別の選び方
予算別で考えると、1万円以下で収めたいなら実売価格を比較して安いほうを選ぶのが現実的です。
予算に少し余裕があるなら、上位番手やハイギアモデルを選ぶことで釣りの幅が広がります。
どちらを選んでも1万円前後の価格帯に収まるため、最終的には釣りスタイルと好みのフィーリングで決めるのがおすすめです。
迷ったら、自分の釣りで最も重視したいポイントを一つ挙げて、それに合うほうを選ぶと後悔が少なくなります。
アンダー1万円リール対決!ダイワ24レガリスとシマノ21ナスキーの違いを比較【どっちが買い?】に関するQ&A
まとめ:24レガリスと21ナスキーを比較して自分に合う一台を選ぼう
- 24レガリスは軽量で巻き心地が良く、初心者から中級者まで扱いやすい一台である。
- 21ナスキーは剛性と耐久性に優れ、力強い釣りや大物狙いに向いている。
- 価格帯が近いため、重視する性能や釣りのスタイルで選び分けるのが賢明である。
- 実際に店頭で巻き心地や重量を確かめてから購入を決めると失敗しにくい。
軽さと感度で選ぶならダイワ24レガリス、剛性とPEラインの安心感で選ぶならシマノ21ナスキー。これが今回の比較で見えてきた結論です。
どちらも1万円前後で買えるエントリークラスでありながら、上位機種の技術がしっかり入っているのが正直おいしいところ。価格帯が近いぶん、選ぶ軸は「どんな釣りをしたいか」に絞られます。
アジングやメバリング、エギングのように軽量ルアーを細かく動かす釣りなら、24レガリスのエアドライブデザインによる軽さと感度が効いてきます。長時間シャクっても疲れにくいので、ライトゲーム中心の人にはこちらが向いています。
一方、シーバスやチニング、ライトショアジギングのようにパワーのかかる釣りなら21ナスキー。高剛性ボディと安定した巻き上げ力、PEラインとの相性の良さが武器になります。
番手選びも意外と見落としがちなポイント。使うルアーの重さと狙う魚のサイズに合わせて、2000番か2500番あたりを軸に考えておくと失敗しにくくなります。
価格や在庫は変動するため、気になるモデルはまず最新情報をチェックしてみてください。
迷ったら、普段の釣りで使うルアーの重さを思い出して、軽いほうなら24レガリス、重いほうなら21ナスキーと決めてしまってOKです。まずは比較表で気になるスペックを確認して、自分の釣りに合う一台を選んでみてください!
