24ヴァンフォードと20ヴァンフォードの違いは?買い替える価値があるか本音で比較

「24ヴァンフォードと20ヴァンフォードって、実際どこが違うの?」——買い替えを考えているなら、そこ、迷いますよね。

見た目はそっくりなのに価格差は約2万円。しかも「MGL搭載」という同じ言葉が並んでいて、スペック表を見てもピンとこない。

そんな声をよく聞きます。

結論から言うと、両者の違いは「巻き上げの軽さ」と「剛性のバランス」に集約されます。24ヴァンフォードはマイクロモジュールギアIIとインフィニティクロスで巻き心地が一段軽く、20ヴァンフォードは価格と実用性のバランスで今でも十分戦える。

つまり“軽さに2万円払うかどうか”が判断の分かれ道です。

この記事では、基本情報・機能・性能を並べて比較しつつ、24ヴァンフォードのメリットとデメリットも正直に整理していきます。買い替えて後悔しないために見るべきポイントは、実はスペック表の数字より「自分の釣り方」との相性だったりします。

読み終わるころには、どっちを選べばいいか自分の中で答えが出ているはずです。

この記事のポイント
  • 基本情報と機能・性能の違いを比較
  • 24ヴァンフォードのメリット・デメリットを解説
  • 買い替えの価値とおすすめを判断

24ヴァンフォードと20ヴァンフォードの違いを比較

シマノの汎用スピニング「ヴァンフォード」は、20モデルから24モデルへの進化で中身がかなり変わりました。

ここではまず、両者のスペックと価格の違いを一覧で整理していきます。

モデル発売時期主な新技術価格帯(税抜)コスパ
24ヴァンフォード2024年インフィニティクロス/インフィニティドライブ/デュラクロス34,200円〜37,400円
20ヴァンフォード2020年マグナムライトローター/マイクロモジュールギアⅡ/サイレントドライブ32,700円〜33,200円

スペック比較表

スペックの違いをひと目で把握したいなら、番手ごとの数値を並べてみるのが一番です。

重量やギア比、糸巻量といった基本項目はよく似ていますが、内部の耐久性やドラグ性能にははっきりとした差があります。

ここでは2500番と4000番を中心に、両モデルの違いをまとめました。

項目24ヴァンフォード20ヴァンフォード
重量(2500番)約175g約175g
ギア比(2500SHG)6.06.0
最大ドラグ力(2500番)約4.0kg約4.0kg
ドラグ耐摩耗性従来比約10倍基準
ギア耐久性インフィニティクロスで向上マイクロモジュールギアⅡ

2500番の比較

2500番はバスフィッシングやエギング、シーバスなどで最も出番の多い番手です。

24モデルも20モデルも、重量やギア比といった基本スペックはほぼ横並びになっています。

ただ、内部のギアとドラグは24モデルで大きく進化しており、高負荷をかけたときの安心感が変わってきます。

軽さ重視で選ぶならどちらでも不満は出にくいですが、長く使う前提なら差が出る部分です。

4000番の比較

4000番はシーバスやライトショアジギング、サーフの釣りで使われるパワー重視の番手です。

パワーがかかる釣りでは、ギアやドラグへの負担が2500番より大きくなります。

だからこそ、インフィニティクロスやデュラクロスを搭載した24モデルの恩恵がはっきり出ます。

20モデルでも十分戦えますが、大型魚とのやり取りを繰り返す人ほど差を実感しやすいはずです。

価格の違い

価格は20モデルが32,700円〜33,200円、24モデルが34,200円〜37,400円となっています。

単純比較では24モデルのほうが1,000〜4,000円ほど高めです。

ただし、これはあくまでメーカー希望小売価格の話。

実売では20モデルが値引きされやすく、24モデルはまだ定価に近い価格で並ぶことが多いです。

この差を「高い」と見るか「技術料」と見るかで、選び方が変わってきます。

価格差、地味に気になりますよね。でも中身の差はそれ以上です。

基本情報を比較

次に、重量やギア比、糸巻量といった基本情報を項目ごとに見ていきます。

数字だけを追うと「ほぼ同じ」に見えるので、どこに差があるのかを丁寧に確認していきましょう。

項目24ヴァンフォード20ヴァンフォード
重量(2500番)約175g約175g
ギア比(2500SHG)6.06.0
巻上げ長(2500SHG)約88cm約88cm
PEライン対応(2500S)1号 約150m1号 約150m
ベアリング数7/17/1
最大ドラグ力(2500番)約4.0kg約4.0kg

重量と軽量性

重量は2500番で約175gと、両モデルほぼ同じです。

CI4+素材を使った軽量ボディという基本設計は24モデルでも引き継がれており、ここは大きく変わっていません。

軽さを求めて買い替えると、正直ギャップを感じるかもしれません。

「24は軽くなった」と期待している人は、その点だけ注意しておいてください。

ギア比と巻上げ長

ギア比と巻上げ長も2500SHGでほぼ共通です。

ハイギアの巻き上げスピード感は20モデルから変わらず、扱いやすさはそのまま。

ただし、同じ数値でもギアの歯の噛み合わせ方は24モデルで見直されています。

巻き上げの滑らかさや静音性は、数値に出ない部分で差が出ます。

糸巻量とPEライン対応

糸巻量も2500SでPE1号約150mと、両者ほぼ同じです。

PEラインをメインに使う人でも、番手選びの感覚は20モデルと変わらないと考えていいです。

なお、実際に巻く量を正確に知りたいときは、シマノの糸巻量計算ツールを使うと下巻き量まで確認できます。

勘で巻くより、ツールで数値を出してから巻いたほうが失敗が減ります。

ベアリング数とドラグ力

ベアリング数は7/1、最大ドラグ力は約4.0kgで、こちらも共通です。

数字だけを見ると「ほぼ同じリール」に見えますよね。

ただ、ドラグのワッシャー素材は24モデルでデュラクロスに変わっており、耐摩耗性の面で大きな差があります。

数値は同じでも、長く使ったときの安定感は別物です。

機能・性能を比較

ここからは、24ヴァンフォードに搭載された新技術を中心に、機能と性能の違いを掘り下げていきます。

スペック表では見えない部分なので、買い替えを迷っている人は特に注目してください。

インフィニティクロス

インフィニティクロスは、ギアの歯面を面で支えることで耐久性を高める構造です。

従来の点で支える構造に比べて、負荷がかかったときの歯の摩耗を抑えられます。

シマノのスピニングリール テクノロジー解説でも、より効率的な巻き上げとギア耐久性の向上を目的とした設計だと説明されています。

パワーのいる釣りでギアがヘタりやすい人には、ありがたい進化です。

インフィニティドライブ

インフィニティドライブは、巻き上げのパワーを効率よく伝える機構です。

重いルアーや引きの強い魚を相手にしたとき、力負けしにくい巻き心地になります。

20モデルの巻き心地が「軽いけど頼りなさがある」と感じていた人ほど、違いを実感しやすい部分です。

軽快さと力強さを両立させた、24モデルらしい技術だと言えます。

アンチツイストフィン

アンチツイストフィンは、ラインのヨレを抑えてライントラブルを減らすためのフィン形状です。

PEラインを使う釣りでは、糸ヨレによるトラブルが地味にストレスになります。

この機構が効くと、キャスト後のライントラブルがぐっと減ります。

特に軽量ルアーを多用する釣りでは、ありがたみを感じやすいですね。

デュラクロス

デュラクロスは、ドラグワッシャーに使われる耐摩耗性の高い素材です。

シマノのドラグ性能に関する技術資料では、従来のフェルトワッシャーと比較して耐摩耗性が約10倍以上に向上したと報告されています。

これは24ヴァンフォード最大の進化と言っていいポイント。

ドラグがヘタりにくくなれば、長く使っても安定したファイトができます。

デュラクロスの効果

ドラグの耐摩耗性が従来比で大きく向上し、長期使用でも初期の性能を保ちやすくなっています。大型魚とのやり取りを繰り返す人ほど、この差は効いてきます。

デザインの変更

デザインも24モデルで刷新され、よりシャープで精悍な印象になりました。

ボディラインやスプールエッジの処理が変わり、見た目の質感も上がっています。

性能だけでなく、所有感や見た目の満足度も上がったのは嬉しいポイントです。

正直、ここは好みが分かれる部分でもありますけどね。

メンテナンス性

メンテナンス性については、両モデルとも大きな違いはありません。

日々の真水洗いやオイル差しといった基本ケアは共通です。

ただ、24モデルはドラグの耐摩耗性が上がっているぶん、ドラグ交換の頻度が減る可能性があります。

結果的に、長期的なメンテナンスコストを抑えられるのが地味なメリットです。

24ヴァンフォードのメリット

ここからは、24ヴァンフォードに乗り換えることで得られる具体的なメリットを整理します。

実際に使う場面をイメージしながら読んでみてください。

耐久性が向上

最大のメリットは、ギアとドラグの耐久性が大きく上がったことです。

インフィニティクロスとデュラクロスの組み合わせで、ヘタりにくさが段違いになっています。

日本釣用品工業会の市場考察でも、上位機種の高耐久技術がミドルクラスへ降りてくる傾向が確認されています。

長く使うほど、この恩恵は大きくなります。

巻き心地が滑らか

インフィニティドライブの効果で、巻き上げの滑らかさが向上しています。

特に高負荷時でも、ゴリ感が出にくいのが嬉しいところです。

軽いルアーを巻いているときの滑らかさも健在で、フィーリングは良好です。

毎回の釣りで触る部分だからこそ、この差は体感しやすいです。

ライントラブル軽減

アンチツイストフィンにより、糸ヨレによるトラブルが減ります。

PEラインを使った釣りでは、この効果が地味に効いてきます。

ライントラブルが減れば、釣りに集中できる時間が増えますよね。

ストレス軽減という意味でも、見逃せないメリットです。

ドラグ性能が向上

デュラクロス採用により、ドラグの耐摩耗性が飛躍的に向上しました。

大型魚とのやり取りを繰り返しても、ドラグの効きが安定します。

「ドラグがヘタってきたかも」と感じる頻度が減るのは、大きな安心材料です。

ファイト中の信頼感は、釣果にも直結します。

最新技術搭載

24ヴァンフォードは、上位機種由来の最新技術をふんだんに搭載しています。

この価格帯でこれだけの技術が入るのは、コストパフォーマンスが高いと言えます。

「ミドルクラスでも妥協したくない」という人には、ぴったりの一台です。

技術の詰め込み具合は、20モデルから確実に進化しています。

24ヴァンフォードのデメリット

いいことばかりではありません。24ヴァンフォードにも、正直に伝えておきたいデメリットがあります。

買い替えを検討する前に、ここも確認しておきましょう。

価格が高い

20モデルと比べて、実売価格が高めになっています。

発売から間もないため値引きが少なく、定価に近い価格で並ぶことが多いです。

「少しでも安く買いたい」という人には、ネックになるポイントです。

重量は変わらない

軽量化はされておらず、重量は20モデルとほぼ同じです。

「24はもっと軽い」と期待していると、肩透かしを食らうかもしれません。

軽さを最優先するなら、上位のヴァンキッシュなども視野に入れたほうがいいです。

旧モデルより入手困難

24モデルは人気が高く、品薄になりやすい傾向があります。

欲しい番手がすぐに手に入らないことも珍しくありません。

一方の20モデルは在庫が残っていれば安く買えるチャンスもあります。

「すぐ欲しい」なら、20モデルという選択も現実的です。

欲しい番手が売り切れ、これ地味に痛いです。

どちらがおすすめ?

最後に、タイプ別におすすめのモデルを整理します。

自分がどちらに向いているか、判断の参考にしてみてください。

20ヴァンフォードがおすすめの人

コスパ重視で、とにかく安くヴァンフォードを手に入れたい人には20モデルが向いています。

基本スペックは24モデルと大きく変わらないので、釣りの性能で不満が出ることは少ないです。

「まずは一台試してみたい」という入門的な使い方にもぴったり。

在庫があれば値引きされていることも多く、お得に買えるチャンスです。

24ヴァンフォードがおすすめの人

長く使いたい人、耐久性や巻き心地を重視する人には24モデルがおすすめです。

デュラクロスやインフィニティクロスの恩恵で、ヘタりにくさが段違いになっています。

大型魚とのやり取りが多い人ほど、投資に見合う価値を感じられます。

最新技術を体験したい人にも、満足度の高い一台です。

買い替える価値の判断基準

買い替える価値があるかどうかは、使い方と使用頻度で決まります。

週に何度も釣りに行き、パワーのいる釣りを楽しむ人なら、24モデルへの買い替えは十分に価値があります。

逆に、たまに軽い釣りを楽しむ程度なら、20モデルで十分満足できるはずです。

耐久性と巻き心地を重視するなら24モデル、価格と入手しやすさを重視するなら20モデルが判断の分かれ目になります。

24ヴァンフォードと20ヴァンフォードの違いを徹底比較!買い替える価値はある?に関するQ&A

24ヴァンフォードと20ヴァンフォードはどっちが買いですか?

長く使いたいなら24モデル、安く済ませたいなら20モデルがおすすめです。耐久性や巻き心地の差を重視するかどうかが判断のポイントになります。

24ヴァンフォードのドラグ性能は本当に向上しているのですか?

デュラクロス採用により、従来のフェルトワッシャーと比較して耐摩耗性が約10倍以上に向上したと報告されています。長期使用でもドラグの効きが安定しやすくなっています。

20ヴァンフォードから24ヴァンフォードに買い替える価値はありますか?

パワーのいる釣りを頻繁に楽しむ人ほど、買い替えの価値を感じやすいです。ギアとドラグの耐久性向上により、長期的なコストパフォーマンスが高まります。

まとめ:24ヴァンフォードと20ヴァンフォードの違いを理解して最適なリールを選ぼう

この記事のまとめ
  • 24ヴァンフォードは20ヴァンフォードと基本情報や機能・性能の面で複数の違いが存在します。
  • 24ヴァンフォードには改善されたメリットがある一方、デメリットも理解しておく必要があります。
  • 買い替えの価値は、両モデルの違いが自身の釣りスタイルに合うかで判断すべきです。
  • 用途や優先する性能を明確にすれば、どちらのリールを選ぶべきか自ずと見えてきます。

24ヴァンフォードと20ヴァンフォード、比べてみると「基本スペックはほぼ同じ、でも中身は別物」というのが正直なところでした。重量やギア比といった数字だけを並べると大きな差は見えませんが、インフィニティクロスやデュラクロスといった新技術が入ったことで、耐久性と巻き心地はしっかり進化しています。

選び方の分かれ道は、やっぱり予算と使用頻度です。コスパ重視で「まず一台試したい」なら20モデルで十分。

実売価格がこなれてきているので、初めてのヴァンフォードにはちょうどいい選択肢になります。一方で、週に何度も通う人や長く使いたい人には、24モデルの耐久性が効いてきます。

もうひとつ見落としがちなのが、デュラクロスによるドラグ性能の向上です。大型魚とのやり取りが多い人ほど、この差は体感しやすい部分。

価格差に価値を感じるかどうか、そこが判断のポイントになります。

迷ったら、まずは比較表で自分の番手のスペックを確認してみてください。2500番と4000番で差の出方も変わります。

重量や価格を照らし合わせれば、答えは意外とシンプルに見えてきますよ。

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